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おばあちゃんのゴムスカートの製図(まとめ) [80代の型紙]

メインブログで6月に連載していた記事のまとめです

「おばあちゃんのミドルヒップ問題」
「おばあちゃんのウエスト問題」
「おばあちゃん体型のスカート 製図」

普通に学校で習う製図ではおばあちゃん体型は無理なんです
このブログに来る人の検索ワードを見ると
「おばあちゃんのスカートの製図」が結構多いので
みなさん困ってるのかなーと思ってまとめてみました

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若い人の人台、キイヤクチュール9号と
年配の人の人台、キイヤクチュールシルバーを並べました
写真 (38)-3.jpg
スカートの製図が難しくなった原因は3点です

 ・ウエストの後ろ下がりがきつくなった
 ・おへそのあたりがふくらんだ
 ・ヒップの張りがなくなった

となると何が困るかって
バスト、ウエスト、ヒップ
この三大寸法が計れなくなるんです^^;
(あ、今日はバストは関係ありませんね)

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一番太いはずのヒップですが・・・おや?
もっと太いところがあるようですね
写真 (39)-1.jpg
年齢が高くなると、骨格&内臓&筋肉の総合的な変化の結果
ミドルヒップのほうが太くなるんです

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ではミドルヒップを計るとどうかというと・・・おや?
お尻の方はやっぱりヒップの方が少し張ってます
写真 (40)-1.jpg
これはどうやって計ったらいいのでしょう

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おなかとおしり、両方のふくらみを包む紙筒を作ります
写真 (44).JPG
白い紙でなくても、新聞紙をセロテープで貼ったものでもいいです
重なる部分が多い方が紙筒が安定するので
大きめの紙でお願いします

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長方形の紙の端を揃えて円筒形を作ります
巻きつけるとき手を放すと落ちますよ
写真 (43).JPG
要するに、裾除けです

スソヨケイズア タイトラップスカート アンダーザキモノドレス

この頃の若者は外国人だからな・・・

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クリップで留め、紙の端が来たところに印をつけます
写真 (42)-1.jpg
これを開くと、おなかとお尻の両方を無理なく包む寸法が分かります
ミドルヒップ問題が解決しました

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つぎはウエストです
前が上がって後ろが下がってます
写真 (41)-1.jpg
この人台ではかなりマイルドに処理されてますが
現実にはウエストにひもが食い込んだような状態になっているはずです
食い込んだサイズを計っても仕立てにくいので
「本当のウエストではないけれど、外見上はここがウエスト」
というところを計ります

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前が上がって後ろが下がっているので、その差を計ります
写真 (49).JPG
巻き尺のゼロのところを物差しの縁に合わせてセロテープでとめます

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巻き尺を下にして物差しを踏みます
写真 (51).JPG

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ウエストにゴムを結んで前丈を計ります
写真 (52)-1.jpg

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後ろ丈を計ります
写真 (53)-1.jpg
前と後ろの差が出ました
これでウエスト問題が解決しました

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ちゃんとしたスカートを作るのなら
このあと脇線問題とダーツ問題が控えているのですが
このブログはホームソーイングを眼目にしているのでそこまでやりません
作るのはゴムスカートだけですから!(笑)

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測った数字で四角を書きます
ゴムスカートの製図 基準線.png
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そのまま使うとタイトロングスカートになります
ゴムスカートの製図 ロングタイト.png
要するに、お着物の裾です

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適当に床上り丈を決めると、タイトスカートになります
ゴムスカートの製図 タイト.png
裾幅は広げなくていいのか問題ですが
おばあちゃんのスカートでニットなら、このままでも行けます
生地は伸びるし
ヒップサイズ大きいし
年配のかたは歩幅小さいし

歩いた時、膝がつっかえるかどうかですが・・・さて、どうでしょう

私の体験でいうと、当たって擦れますが歩きにくさは感じません
ニットならたぶん大丈夫
ストレッチはダメかも知れません(たぶん)

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アレンジ
・ダーツをとり、ダーツ止まりを支点に上を閉じ下を開くと
  分量に応じて台形スカートになったりフレアスカートになったりする
  それを6枚に切ると6枚はぎ、8枚に切ると8枚はぎになる
・途中で水平に切ってギャザーを入れるとティアードスカートになる
・下の方で切って扇状のヒラヒラを足すとマーメイドスカートになる
・ヨークを切ってダーツを閉じるとヨークスカート
  その下をいろいろにするといろいろなスカートになる

ちょっと教科書っぽい洋裁本を見ると
これくらいの情報は簡単に手に入りますよね^^

え?
これも書いてくれ・・・って
はい・・・
緊急度的に・・・低いと思うので
いつか手が開いたときやろうと思います・・・(^^;)

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おばあちゃん体型のスカートの製図のまとめは以上です

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コメント 4

desidesi

昔、仕事で取材した紳士服のお店のご主人が
似たような取り組みをされていました。
その時に見た写真のシルエットと、
お母様の横からの写真がそっくりだったので、
最初に訪問した際、とても興味を持ったのです。
こういうのはこれからニーズが増えそうですよね。
オリジナリティが素晴らしいと思います。
応援してま〜す〜♪ (๑◔‿◔๑)
by desidesi (2015-06-04 02:10) 

Chobi.H.YAOITA

うわっ、驚きました!
desidesiさん、おはようございます!

そうなんです
オーダーメードの職人さんは作れるんです
いろいろな技術も体験もありますから
でも
職人仕事だとどうしても立派な服になってしまって
普段着を…と思っても
値段が折り合わないんですよね…
特にTシャツとか
毎日着る服が困っているんです

応援ありがとうございます!
頑張りまーす!(^o^)/
by Chobi.H.YAOITA (2015-06-04 09:35) 

瀧本直子

とても参考になりました。
義母はとても太っていて、既製品の5Lのズボンが入らないほどです。
これはお年寄り特有でしょうが、腕も上がらなくなり、いつも脱ぎ着が大変です。
わたしは少しだけ洋裁をかじったことがあるので、もう作るしかない!と思いワンピースをつくってみたのですか、まえ裾が後ろ裾より下に垂れていることに気づき、そうか!体型が若い人とは全く違うんだ!とやっと気づきました。でも製図は基礎しか学んでおらず、どうしたもんかと悩んでいたところ、こちらのサイトを見つけ、大変勉強になりました。
これからも参考にさせていただきます。
ありがとうございました[わーい(嬉しい顔)]
by 瀧本直子 (2017-05-06 11:53) 

Chobi.H.YAOITA

瀧本直子さん
気がつかずに失礼いたしました!
私も同じでした
基礎だけでは作れなくて手詰まりになり
洋服の立体裁断と着物の着付けと工芸の製図を混ぜて何とかしました^^
お役に立ててうれしいです!
いやでも
アパレルだけですよ「背中の丸い人の服は作れない」と言うのは
工芸では「心に思った形は必ず作れる」とだれもが信じているし
着付けでは「すべての体型を着せられない人は着付け師ではありません」と怒られて
皆が出来ないと思っているだけで
本当はできるんです
瀧本さん、一緒に頑張りましょう!
by Chobi.H.YAOITA (2017-07-02 12:40) 

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